遺伝子治療の流れ

医師からの事前説明で納得いくまで検討を

がん告知を受けて、

  • これから治療に入る方
  • 手術を受けて再発予防のため治療中の方
  • 手術後に残存したがん細胞があり(浸潤・転移)加療中の方
  • 転移があり手術できなく抗がん剤治療をしている方
  • 再発して治療中の方
  • 発見された時には進行していて治療がない方
  • 難治性のがんで進行を止められない方

様々な段階や種類のがん患者さまがご相談に訪れます。まずは説明を聞いて、今自分がどの状況なのか判断することが必要です。

医師のインフォームドコンセントから治療に至るまでの流れをご説明

事前に受付表・問診表をご記入いただき、患者さまがどのような治療を受けておられるか、症状や経過、がん細胞の進行度合いなど把握したうえで、患者さまの現在の病態について専門知識を持つ医師から、画像データや資料を見ながらくわしい説明があります。

電話相談

  • 電話相談では、クリニック内の医療コーディネーターが対応いたします。
  • 医師との面談で必要な情報の問診。がん相談、各種治療のご案内をさせていただきます

初診予約

  • 電話相談後、実際に医師との医療相談、インフォームドコンセントで面談となります。
  • 完全予約制となっております。

医療相談(インフォームドコンセント)

  • 治療について医師から詳しい事前説明を受けます。治療を決定するものではなく、患者様一人一人の状況を、ご持参いただく血液検査や画像などから把握し、治療方針をご提案致します。

治療承諾 同意書

  • 事前説明を受け、当院での治療は未承認薬(保健診療では無い薬剤)であることを理解した上で治療同意書にサインをいただきます。

治療開始

  • 基本治療は、点滴治療です。治療毎に血液検査を行い診察をしていきます。
  • 点滴治療の間隔は、状態により個人差がありますが 2週~3週間に1回、6回~10回の治療を考えます。
  • 初回治療が開始してからも、コーディネーターはサポート致します。

大切な自分の体を守るためご自身の判断で選択を

がん治療にはいろいろな利点や欠点があり、患者さまの置かれている状況や過程を総合評価して、詳しい事前説明をします。また事前説明は治療を決定するものではありません。がん遺伝子治療で使われる治療たんぱくは、日本では未承認薬であり健康保険適応外なため、自由診療の治療になることなど、きちんと内容を理解した上での判断が大事になり、納得のいく治療をより早くから臨むことが不可欠です。

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